腸活日記

健康のために腸を中心とした活動の記録

腸内細菌学の歴史-1980~

論文リンク>

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jim1997/15/2/15_2_57/_pdf/-char/ja

 

光岡 知足 東京大学名誉教授

 

 1980年代になって,わが国では,腸内フローラの研究の成果は,機能性食品の研究に発展し(50,54,87-89),さらに,機能性食品の考えはヨーロッパ・アメリカにも導入され,プロバイオティクス(Probiotics)(16),プレバイオティクス(Prebiotics)(18)として,成人病(生
活習慣病)の予防に有効な食品として広まりつつある.

 さらに,近年,腸内フローラの分子生物学的検索法の開発が進展している(Schleifer(1),Welling(14,32),Tannock(33)).腸内フローラの研究の歴史については,Dr.SavageがCurrIssuesIntestinalMicrobiology(2001)2(1)1-15に"MicrobialBiotaoftheHumanIntestine:ATributetoSomePioneeringScientists"(ヒトの腸内
フローラ:その先達研究者への賛辞)と題して詳細で見事な総説が掲載されている.
 以下,まず,腸内フローラ研究の進展状況について,われわれの研究を中心に述べ,次いで,その研究が,今日の機能性食品の開発にどのように反映したか,また,今後,機能性食品はどのように発展していくかについて考察を加えたい.

 

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